《 IUインプラントの特長 》
IUインプラントフィクスチャーは、直線的なスレッドとテーパー状のボディ形状を適切に組み合わせたデザインとなっています。
骨に対する最大圧縮点を皮質骨(皮質下領域)の3mm下に配置することで、フィクスチャーは皮質骨の骨吸収を最小限に抑えることができます。
また、フィクスチャー上部(皮質骨部・皮質骨下部)にスクエア形状のスレッドを施すことにより、軟質の骨に対しても優れた初期固定が得られるとともに、皮質骨へのストレスを軽減します。

Warantec IUインプラント
フィクスチャー デザイン コンセプト

■ ネック部のリバースドテーパーによる辺縁骨の保存
- インプラント最上部の逆テーパーにより辺縁骨への過剰な圧縮応力を抑えボーンロスを防ぎます
■ テーパード&ストレートの複合ボディ形状
- テーパー形状部分により軟質骨でも十分な初期固定が得られ、ストレート形状部分により硬質骨での過剰な埋入トルクを抑制します
■ 鋭いセルフタッピング&プログレッシブスレッド
- 抜歯即時埋入などの初期固定が難しい症例でも、強力なセルフタッピングスレッドが骨に鋭く食い込み良好な初期固定が得られます
- スレッド形状は先端部は薄く骨を切りやすく、上部に移るに従って厚みを持っており、さらに固定性が増強されます
ネック部:リバースドテーパー
IUインプラントは全てのサイズでインプラントショルダーから3mmの部分で最大径となります
辺縁骨への過剰圧縮応力を緩和しボーンレベルを維持します

Warantec IUインプラント<優れた表面性状とスタビリティ>

マクロデザイン コンセプト
IU インプラントはテーパー部分とストレート部分を組み合わせたボディデザインにより良好な一次固定を発揮します。
また、S.L.Aサーフェスにより、生物学的に安定した骨結合が早期に実現し、二次固定が速やかに得られますので、インテグレーション完了まで安定して高いスタビリティを保ちます。

IU インプラントの埋入トルクについて

- 埋入トルク(フィクスチャー回転抵抗)=「骨密度」+「骨とフィクスチャーの干渉量(圧縮応力)の変化」とおおよそにとらえることができます
- トルク増加段階(テーパー部分の埋入時点):インプラントボディのテーパー効果とスレッド形状が薄い三角形状から厚みのある四角形状への変更により骨への圧縮応力が増加し、埋入トルクが増加
- トルク減少段階(ストレート部分の埋入段階):インプラントボディのストレート部分ではボディ径もスレッドの厚みも変化がないため埋入トルクは減少
- 埋入トルクが減少しても、オッセオインテグレーションに必要な初期固定力は維持されています。
さらに、インプラントショルダー部の逆テーパーにより辺縁骨への圧力が軽減される効果があります。


軟質骨の場合でも鋭いセルフタッピングスレッドとテーパー形状のボディによって良好な初期固定が得られます

普通骨の場合もテーパー形状のボディにより高い固定性が得られます

硬質骨の場合、ストレートなボディ形状部分とコーチカルドリルの利用によって過剰なトルクを抑えます

皮質骨を伴う軟質骨の場合、所定の深さのドリリングとコーチカルドリルによって良好な初期固定が得られます

皮質骨を伴う通常の骨質の場合も、所定の深さのドリリングとコーチカルドリルによって良好な初期固定が得られます
IUインプラントの破折への抵抗性(均一な応力分散)
アバットメントコネクション部の応力分散
IUフィクスチャーは、コネクション部にかかる応力が分散されるように一定の壁厚を有しておりフィクスチャーの破損防止に有利です。
IUインプラント

他社製品例


IUインプラントの破折への抵抗性(材料の厚さ)
IUインプラント

他社製品例

IU インプラントは材料厚さを確保する事により破断の可能性を低くしています
インプラント体の最小厚さについて
